K-LOG! 〜何気ない日常を面白く。〜

どうも。国公立大学院生のKです!毎日そこそこに忙しい日々を送っておりますが、とても楽しい!カテゴリなんて考えず、日々思いついたことを次々記事にしていきますよ〜(ブログアイコン:kinoac)

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海外旅行中のお金事情① 外貨の入手方法は?

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海外って治安が悪い!という話はよく耳にします。確かに、日本はとても治安のいい国であることは確かです。財布を落としても中身がそのままで交番に届けられていたという方もいるのではないでしょうか?

渡航先にもよりますが、海外ではスリや置引が日本とは比較にならないほど多いことは事実です。海外旅行の時に現金をあまり持ち歩かない方がいいと言われるのは、盗難被害を最小限に抑えるため。

この記事では、海外に持っていく現金の調達方法から、渡航先で現金を調達する方法までご紹介しましょう!

海外に持っていく現金はどのくらい?

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現在ではどこの国でもクレジットカードが使えることを考えれば、日本と物価が同じくらいであれば、現金は(滞在日数)×5,000円もあれば十分だと言えるでしょう。日本で1日生活するのに、どのくらいの現金を使っているかを考えてみてください。

多くても現金の支出は1日に2,000円くらいになるのではないでしょうか。観光の時に持ち歩く飲み物や、ふと購入するお土産などを考慮しても5000円分の現金があれば十分だと思います。

ちなみに、私が海外に行く時にはいつも滞在1日につき5,000円分を両替します。

 

外貨(現金)の入手方法は?

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両替の時の単語(TTS/TTB)を知ろう

トラべレックスや銀行、他にも宅配外貨両替などで外貨を両替することができます。ところで、TTSレートやTTBレートというのはご存知でしょうか?TTSはTelegraphic Transfer Sellingレートのことで、外貨を売る時のレートのこと。逆にTTBはTelegraphic Transfer Buyingといい、外貨を買う時のレートのことを言います。

例えば、この記事を書いている時点では1 USD(米ドル)=114.02JPY(日本円)なのですが、とある外貨両替サイトではTTS:1USD=116.42JPYとなっています。

ここでは、1ドルの購入に2.4円の手数料が上乗せされているということを意味しています。

店舗によってこのTTS/TTBレートは大きく異なります。中には1USDの購入に5円以上の手数料を課している会社もあります。できる限り手数料の安い両替所で外貨を入手するとお得です。

 

最もお得な外貨の入手方法は?

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外貨の購入手数料は、店頭>インターネット>FXの順に安くなっています。できる限り安く外貨を入手したいですよね?しかし、外貨を入手するためにかかる時間はFX>インターネット>店頭の順になります。出発までどのくらいの時間が残されているのかによって、取るべき手段を決めましょう。

出発まで1週間を切っている! 外貨は店頭で調達しよう

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出発まで1週間を切っているなら、インターネットでの両替はおすすめしません。郵送トラブルなどがあった際に対応ができなくなるためです。店頭での外貨両替で一番有名なのはトラべレックスです。あるいは、銀行窓口でも外貨を手にすることができることを覚えておきましょう。出発まで1日を切っていても大丈夫。外貨両替は、出国直前の空港でだってできますから、安心してください!

外貨両替専門店トラベレックス | 国内店舗一覧

 

出発までは1週間以上ある! ネット外貨両替で手数料を抑えよう

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インターネットで外貨両替をするのであれば、最も手数料が安いサイトは「外貨両替ドルユーロ」です。日本円の支払い方法は、銀行振込または代金引換を選ぶことができます。振込ならば午後3時までに入金が確認できたものに関しては即日発送、代引きならば午後3時までの注文確定で当日発送となっておりスピーディな対応も魅力です。

doru.jp

また、外貨両替をクレジットカードで決済したいのであればJTBの外貨両替などのサービスも使用できます。しかし、このサービスでは銀行のTTSレートになっているため、高めに設定されています。クレジットカードに海外キャッシング枠が設定されているなら、後述の「現地ATMでクレジットカードキャッシング枠から外貨を入手する」の方が、手数料が安く済む場合が多くおすすめです。

exchange.jtb.co.jp

 

(ハイレベル編)出発まではまだ1ヶ月以上ある FXで両替手数料は最安に!

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FX(外国為替証拠金取引)では多額の外貨両替を繰り返すという性質から、取引手数料が非常に安価に設定されています。これを利用して外貨両替を行うことで、両替手数料を極限まで下げることができるのです。FXは危険なイメージがある方も多いと思いますが、外貨受け取りをする場合には運用損失が生じ得ないため、危険性はありません

通常のFX取引では、日本円→(取引開始)→外貨→(取引終了)→日本円という流れで取引を行います。外貨両替を行う場合には、日本円→(両替)→外貨→(現受け)を行い、外貨で取引を終了させることで外貨をそのまま引き出します。

 

これを行うためには、FX口座を開設しなければなりません。私のおすすめは、MoneyPartnersのFX取引サービスです。MoneyPartnersでは空港受け取りサービスが利用できるため、出国直前に空港で外貨を手にできるというメリットがあります。また、外貨両替手数料は日本最安となり、おトクです。

www.moneypartners.co.jp

現地ATMでクレジットカードキャッシング枠から外貨を入手する方法

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外貨の入手方法は、国内だけとは限りません。お持ちのクレジットカードの裏面に「Cirrus」や「PLUS」といったマークが書かれていれば、海外の対応ATMで外貨を受け取ることが可能です。VISAブランドのカードにはPLUSが、Master/JCBカードブランドにはCiruusが搭載されている場合が多いので、最低2種類の国際ブランドの組み合わせでクレジットカードを持ち歩くと良いでしょう。

クレジットカードに、「海外キャッシング枠」が設定されていれば、海外ATMでキャッシングにより現地通貨を引き出すことが可能です。例えば、クレジットカードに10万円の海外キャッシング枠が設定されている場合には日本円で10万円相当額までの現地通貨を引き出すことが可能です。

なおキャッシングはいわば「借金」ですので、カード会社所定の金利がかかります(最大年利18%)。通常のカードの支払いと同時に口座から引き落としされますので、キャッシング利用後放置しておけば、利用日によっては最大2ヶ月分の利息が課せられます。

そうならないために、帰国後すぐに提携ATMからキャッシング分の早期返済をすることが大切です。これにより、課せられる利息はキャッシング利用日から帰国日までとなります。キャッシング利用金額にもよりますが、1週間程度の旅行期間であれば手数料は無視できるほどになる場合が多いです。

VISAデビットカードを使えば、現地ATMでもキャッシングにはならない!

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デビットカードをご存知でしょうか。銀行口座のキャッシュカードにVISAブランドが付帯したようなカードで、クレジットカードとして使用することができますが、現金は即時に銀行口座から引き下ろされる仕組みになっています。

VISAデビットカードも「PLUS」の機能がついていますので、海外のATMから現地通貨を引き出すことが可能です。デビットカードを使った場合には、現地通貨を引き出した瞬間にその金額に対応する日本円が引き出されますので、キャッシング利息がかかることはなく安心です。海外への渡航が長期間になる場合や、学生などでキャッシング枠が設定されない場合にはVISAデビットカードを手に海外に旅立ちましょう。ただしこの時、VISAデビットカードの口座には日本円を入金しておくようにしましょう

ソニー銀行のVISAデビットカードなら、手数料が安い!

moneykit.net

ソニー銀行の「円からアシスト」機能を使えば、より外貨引き出しの手数料を抑えることができます。通常のクレジットカード利用では、VISAやMasterCardなどの国際ブランドが定める為替レートを基準に加え、カード会社独自の「外貨取扱手数料」が上乗せされます。

「円からアシスト」では、ソニー銀行に日本円口座と外貨口座の両方がある場合に利用できます。例えばハワイのATMで現金を引き出そうとした場合には、ソニー銀行内で日本円→米ドルの両替が自動的に行われ、ソニー銀行から現地ATMの取引は米ドルで行われるために手数料が安く抑えられるのです。これからVISAデビットカードを作るのであれば、ソニー銀行VISAデビットカードがおすすめ!

まとめ

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いかがでしたでしょうか。今回は、海外で現地通貨を引き出す方法について書いてみました。海外旅行中のお金事情については、いくつかシリーズ化して書いていきたいと思います。これから海外旅行を計画している方のご参考になれば幸いです。