K-LOG! 〜何気ない日常を面白く。〜

どうも。国公立大学院生のKです!毎日そこそこに忙しい日々を送っておりますが、とても楽しい!カテゴリなんて考えず、日々思いついたことを次々記事にしていきますよ〜(ブログアイコン:kinoac)

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ダイレクト型自動車保険ってどうなの? 自動車保険を見直してみよう

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自動車を運転する上で、掛けなければならない保険は2つあります。「自賠責保険」と「任意保険」です。自賠責保険をかけていないと車検を受けることができないので、無保険で走っているということはないはずです。(250cc未満のバイクは車検がないので、自賠責なしがあり得ますが絶対に加入しましょう。)なお、自賠責保険に加入していない自動車で公道を走行した場合、一発免停+50万円以下の罰金or1年以下の懲役という重罪になります。

任意保険は義務ではありません。しかし、万が一事故を起こしてしまった際には、相手方に多額の損害賠償金を払わなければならない場合も。支払い能力がないから、払わなくてはいいという理屈は通りません。仮に加害者が自己破産したとしても、免責とならない場合もあります。自動車を運転する以上、事故のリスクは必ず付きまとうものです。任意保険には必ず加入しましょう。

 

 

ダイレクト型自動車保険ってどうなの?

 

「ダイレクト型自動車保険」は、代理店を通さずインターネットで直接保険会社と契約するタイプの保険です。余計な人件費がかからず、保険会社側がコストカットした結果として、保険料が安くなるというメリットがあります。「アクサダイレクト」や、「チューリッヒ」などが有名なのではないでしょうか。

価格が安い、これこそがメリット

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ダイレクト型自動車保険のメリットは、なんといっても価格が安いことです。20等級ゴールド免許割引適用などという方には、価格のメリットがあまりないように感じられるかもしれません。しかし、年齢が若い、車の保有年数が少ないなどで等級が低く、割引も受けられない場合はダイレクト型自動車保険と、王手自動車保険とでは価格の差が歴然とします。20等級ではない、ゴールド免許ではない、最年少運転者が30歳未満の場合には、まずは見積もりをしてみると良いでしょう。

 

人が少ない、これこそがデメリット

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「人件費」をカットした結果として保険料が安くなっているので、そもそも保険会社の中の人が少ないというデメリットがあります。万が一事故を起こしてしまった際に、担当者が多数の事故案件を抱えていてスムーズな対応ができないということも起こり得るのです。しかし、これはさほど問題にはなりません。過失がある場合には、相手方との交渉は保険会社に丸投げすれば良い上に、自分の怪我の部分についてはまずは治療に専念しなければ話が進まないので、自分で保険内容を理解していれば済む話です。また、相手方との交渉がうまくいかない場合には弁護士に無料で相談でき、法的手段をとってもらえるような特約もあります。

つまり、自分で保険の内容をよく理解し、事故後も気を強く持って保険会社と自ら連絡を取れるような性格の方であれば、ダイレクト型自動車保険で問題ないのです。逆に、保険会社と連絡をとる自信のない方は代理店を通す店舗型の王手保険に加入した方が良いでしょう。また、自過失ゼロの場合のように自分の保険会社が介入できない事故の場合、代理店は事故の際に自分の味方になってくれる唯一の存在になり得るので、代理店選びも大切です。代理店型保険加入の際は、必ず実績のあるプロ代理店を選びましょう。

 

ディーラーで保険に加入するのだけは避けよう

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ディーラーで王手保険会社の自動車保険に加入するのだけは避けた方が良いと私は思っています。これは、ディーラーは保険加入を斡旋するだけの販売のプロであり、事故対応のプロではないからです。 事故を起こしてしまった際に、代理店に連絡してこの先どうすればいいのかの説明を受けることができる。保険加入を担当した顔なじみの代理店の方が、事故処理が終わるのを見届けてくれる、というのが価格の高い代理店型自動車保険に加入するメリットです。交渉がうまくいかないとき、代理店の担当者が保険会社に連絡を取ってくれることもあれば、自分の契約に基づいた最も適切なケアを指示してくれる場合も多いのが代理店型保険です。ディーラーでは、事故対応のノウハウがプロ代理店よりも劣ってしまうのが実情であり、それであればダイレクト型自動車保険とそれほど差がありません。必ず自分で、プロ代理店を探しましょう。プロ代理店は各保険会社のWebページから検索することができます。

 

保険契約を更新する前に。必ず一括見積もりを取得しよう!

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自動車保険の契約を更新する前に、必ず保険会社全ての見積もりを取得することが大切です。私はいつも、「インズウェブ」の一括見積もりを利用させていただいています。一括見積もりをすると、保険会社からの連絡が少なくなるためです。メールで連絡が来るものがほとんどで、わずかにハガキが投函されているくらいでしょうか。煩わしい連絡がほとんどないため、いつも利用させてもらっています。

無料で利用できますので、一度利用してみてはいかがでしょうか?保険会社ごとに車両情報などを入力する手間が省けて便利です。

 

対人・対物は無制限。これ当たり前。

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任意保険を契約するときに、対人・対物を無制限としないなど言語道断です。誰がなんと言おうと、「対人・対物=無制限」を選びましょう。そもそも、高額で上限がないような損害賠償を請求された時のために保険に加入するのです。対物賠償金額が2億円を超える例もあります。なんのための保険なのかを考えた時、「対人・対物=無制限」以外の選択肢はありえません。

 

ロードサービス は?

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車の故障の際にレッカーをするという場合もあると思います。例えば、高速道路でJAFにレッカー依頼をした場合では出動・作業料金が21,110円に加え、1キロごとに720円のレッカー料金がかかります。JAF会員であっても無料となる範囲は、出動・作業料金と、15kmまでのレッカー費用のみ。自動車保険のロードサービス への加入はJAFよりも優先して行うべきです。保険会社により、50kmまで無料(三井ダイレクトなど)、100kmまで無料(チューリッヒなど)、15万円まで無料、30万円まで無料など様々です。もちろん、無料距離は長いほどいいのですが、最低でも100km以上はレッカーできるようにしておけばいいでしょう。チューリッヒなどのように、保険会社が指定する整備工場であれば距離無制限という場合もあります。あるいは、故障した車を修理完了地まで取りに行く費用も補償される会社もあります。自分の契約する車両の行動範囲によっても推奨されるロードサービス保険の内容は変わってきますので、その点を考慮して加入しましょう。

 

弁護士費用特約には必ず加入しよう

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自動車保険で最も大切なのは、弁護士費用特約です。保険会社が交渉しても、示談がうまくすすまない場合や、示談内容に納得ができない場合などには弁護士に相談するのがベストです。弁護士費用として、法律相談費用が10万円、事故解決を依頼した場合には300万円まで補償される保険が多いようです。

事故が起きたら保険会社に断ってすぐ弁護士に依頼する、という方が、有利に示談交渉を進めることができます。世の中には、絶対に自分の非を認めようとしないような人もいます。泣き寝入りすることを避けるためにも、絶対に加入しておきたいところです。

 

まとめ。結局どうなのよ、ダイレクト保険。

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私の身の回りにもダイレクト型自動車保険を利用している方はたくさんいますし、王手と比べて対応が悪いというのを感じたことはありません。相手への補償という点においては、どこの保険会社に加入していても構わないのです。差が出やすいところは自分への補償ですが、特に悪いという話は聞きません。ただし、示談交渉力という点においては王手よりも劣るかもしれませんが、結局のところ示談書を交わす前に特約を利用して弁護士に依頼すれば良い話なのでさほど気にする必要もありません。

等級が低いと、ダイレクト型自動車保険の安さが目につくようになります。自分のことは自分でできる。契約内容を自分で理解できるのであれば、アリなのではないでしょうか。